プロフィール
能登谷 操(のとや みさお)
北海道
昭和48年4月2日生まれ
妻・子供(1人)
ウォーキング、温泉、親子バイクツーリング
学歴
- アムス柔道整復師養成学院卒業
- 森ノ宮医療学園専門学校卒業
国家資格
- はり師
- きゅう師
- 柔道整復師
- 介護支援専門員
挨拶
あさか治療院は2016年に1月に起業いたしました。
出張専門の治療院を開業しようと思ったきっかけは、自宅マンションの隣の部屋で暮らすご高齢のご夫婦からの依頼でした。
ご主人様が末期の肝臓がんにかかり体重が激減してしまいました。腹水のためお腹がパンパンになり食事がとりずらくなり、脚のむくみがひどく寝起きや歩くことも大変になってきたので何とか助けてほしいとのことでした。
買い物などで車を使うときも、むくみで脚がパンパンになっているため運転席に座ることもできず、またマンション前の階段の段差でつまずき転んで血だらけになり、大けがをするなど本当に大変な状態でした。
出来るだけ住み慣れた自宅で過ごしたいという強い希望があり、週に3回定期的にご自宅に伺い訪問はりきゅうマッサージを開始しました。
はりきゅうマッサージをするとお腹の張りも軽くなり、苦しくて食事がとれなかったのが、「久しぶりにごはんをおいしく食べることができた」と喜んでくれました。また、脚のむくみがやわらぐことでパンパンで曲がらなかった脚が曲がるようになり、「脚が軽い! 脚が軽い! 歩きやすい!」と言って自宅の廊下を嬉しそうに、にこにこ笑って歩く姿をみせてくれました。
ご本人は生涯で一度もはりきゅうマッサージも受けたことがなく、「こんなもので本当によくなるのな?」と初めは半信半疑だったようです。しかし、何度か施術させていただく内に、「お灸やマッサージをしてもらうとスッとして体が軽くなるわ」と言ってくださり、施術中は安心されていたのかリラックスしてよく眠っていました。
訪問施術を3ヶ月程させて頂き、お亡くなりになる一週間前までご自宅で生活されていました。ご本人も奥様も家で過ごすことができて本当によかったと大変喜んで下さいました。
終末期の患者様にはりきゅうマッサージがこんなにも喜ばれる施術であるとは本当に驚きでした。
私はこの経験から、高齢者の方が出来るだけ長い間、住み慣れた地域やご自宅で生活が続けられるようにするため関節や筋肉の痛みを和らげるはりきゅうマッサージで多くの方を助けたいと考えております。
あさか治療院を今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。